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支部長 網田 雄治(大45)

福島県支部の紹介
 TDU校友会福島県支部は1998年(平成10年)4月25日に、ホテルラフィーネ郡山で県内のTDU関係卒業生の親睦会を開き、発足しました。
 会員数はおよそ600名。
 初代の支部長は井上精三(元県立小高工業高校長)氏が就任しました。
 以来、総会は隔年毎に、相双、県北、県南、いわき、会津地区で開催しています。

 福島県支部は、発足より14年間、支部長を中心として役員・会員の方々のご協力を得ながら活動してきました。
 同じTDU出身のOBの立場で、母校を愛し発展を影ながら支援する組織として、また、会員相互の親睦を深め、講演会や見学会の開催により地域社会貢献を目的としています。
 特に、初代支部長の井上精三氏が中心となって取り組んだ、“母校100周年寄付”活動は会員の皆さんの協力が得られ、大きな成果をあげることができました。

 さて、東日本大震災の発生により、支部としては浜通地区卒業生の安否確認作業に全力を尽くしてまいりましたが、いまだに多くの方の所在が不明となっております。引き続き会員の所在の把握に努めておりますので、消息をご存じの方がいらっしゃいましたら、支部まで一報いただければ幸いです。
 また、今回の東日本大震災に際しては、校友会本部・大学からもご支援をいただき、“電大未来科学部復興再生プロジェクト”を昨年の夏に実施いたしました。
 これは、仮設住宅に避難されている住民の方を中心に「ダンボール家具」の組み立てを指導し、組み立てた家具を住民の皆さんに提供する企画です。
 参加した学生の皆さんからも、住民からも大変大きな反響があったことを報告させていただきます。

 福島県は、震災直後に発生した福島第1原発事故による放射能の影響により、いまだに16万人が避難しています。
 その中でも6万人は県外へ避難している状態です。
 福島県は、まだまだ復旧の段階で復興がほど遠い段階です。
 復興庁の速やかな機能と放射能除染が進み、住民の皆さんが1日も早く故郷へ帰還し、安定した生活を送れるようになることを願って止みません。

 私(網田雄治)は、平成22年の会津若松の総会で二代目の支部長に選出されました。今、第1原発から漏れた放射能により福島県は分断されています。会員の絆を深め、元気を取り戻すため、引き続き会員の所在の把握に全力を挙げて参ります。校友会本部・大学の関係者の皆様の引き続きのご支援をお願いする次第です。





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