平成24年度 電機学校同窓会 見学研修会報告

山梨県都留市・都留市博物館「ミュージアム都留」






 第19回見学研修会を平成24年10月14日(日)に開催しました。参加人員は38名で、集合場所は新宿西口三菱銀行前。いつもと違う集合場所に戸惑った方も居られた様でした。午前8時15分に出発し、緩急を心得たすばらしい運転のもと、定刻10時に山梨県都留市役所に到着しました。
先ず都留市博物館「ミュージアム都留」に入り、都留市の歴史を学びます。古くから城下町として栄えた歴史と、生糸・絹織物の町、松尾芭蕉、葛飾北斎などとの関わり、八朔祭で曳行する飾幕屋台などの文化遺産を映像などによって楽しみました。
 次に博物館職員の説明で小水力発電所の見学をしました。1番目の元気君3号は小型水力発電所で、少ない落差(1m)でも発電出来る所が最大のポイント。次の元気君2号は、落差が3.5mで3基の発電機の中で一番沢山の電気を造っています。最後の元気君1号は、落差2mで平成18年4月に稼働、除塵装置付。風流な木製水車で中まで見る事が出来ました。これらの発電所が作る電気は殆んど都留市役所で使っているとの事です。それにしても水量の多い事に驚きました。この水は富士山の雪解け水や河口湖等からの水だそうです。
 その後、地域の気候風土、自然エネルギーが活かされ、身近に手に入る材料を使うエコハウス、無農薬の野菜を育てる植物栽培施設等を見学しました。
 その後バスで河口湖畔へ向かい、秀峰閣「湖月」にて親睦の為の昼食会を開催しました。昼食会は、我孫子さんの乾杯で和気あいあいのうちに始まりました。
「湖月」の庭で記念撮影の後、再びバスで西湖の西方にある日本の原風景「茅葺屋根」の建物が並ぶ「いやしの里」を見学、16時帰路につきました。
 事故もなく、参加者の皆様から大変楽しかったとの言葉をいただき、幹事冥利に尽きます。最後に皆様のご協力を感謝いたします。

(窪田記)