平成21年度 100周年記念「高瀬ダム・高瀬川テプコ館」見学研修会の報告


 見学研修会は、例年は日帰りで開催していたが、本年度は同窓会100周年を記念し、1泊2日で実施した。

   平成21年10月24日、神田キャンパス前を31名を乗せたバスは出発し、一路信濃に向かう。紅葉シーズンでもあり、途中、渋滞しながら「松本城」前の昼食会場に到着。昼食をすませた一行は、国宝松本城を見学。次に宿泊場所である大町温泉「黒部観光ホテル」に到着、入浴を楽しむ方とそれぞれの時間を過ごし、食事の時間に宴会場に集合した。

  記念写真撮影後、佐竹副会長による乾杯の音頭があり、常任幹事・参加者の各人から自己紹介を頂き、校友・旧友・同期の杯を傾け、宴もたけなわとなり、歌自慢の面々が美声を振わせ、時間延長して楽しむことができた。翌日は、また、温泉を楽しみ、バイキング形式の朝食を済ませた。天気も快晴の中、ホテル前で集合写真を撮り、バスで東京電力轄p」川テプコ館へと向かった。
   高瀬ダムやその他関連施設、建築関連を見学。その後、電力会社所有のマイクロバスに分乗し、高瀬川渓谷沿いを通過し、秋真っ盛りの紅葉も満喫しながら重力式ダムの堰堤まで案内してもらった。トンネルの上部の高見台に登ると、微かに槍ヶ岳の頂上も確認できた。ダム水面の色は本来であればエメラルドグリーンだが、過日の18号台風の影響で白く濁っていて少々残念。次に、地下に造られた揚水発電所に向かった。そこには4台の発電機があり、その内2台は夜間余剰電力を利用し下のダムより高瀬ダムへ水を汲み上げるための補助モーターが付いていた。さらにポンプを逆回転させるための圧縮空気でポンプ内の水を押し出すための装置なども見学できた。とにかく凄い施設であることに感動した。
  テプコ館を後にし、途中に長野オリンピックロードを走行し、高瀬川渓谷とは違った紅葉を楽しんだ。昼食は、峠の釜めし弁当を堪能。車中では、ビンゴゲームをはじめ役員が考えた多彩なゲームで盛りあがった。お土産品をバスの棚上やトランクに積み「松代象山地下壕」を見学した後、全員無事、神田に到着、それぞれの帰路についた。